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竹内 末広; 柴田 理尋; 石井 哲朗; ブースター開発グループ
Proc. of the 9th Symp. on Accelerator Science and Technology, p.437 - 439, 1993/00
原研東海では46台の超電導空洞から成るタンデム加速器の後段ブースターを開発してきた。超電導空洞はニオブと銅でつくられた1/4波長型である。オフラインのテストでは7MV/m(平均)の加速電界を4Wの高周波入力で発生することができた。ブースターは2台のヘリウム冷凍機で全空洞を液体ヘリウム温度に冷却する。冷凍機で冷却した時の空洞性能は空洞によって多少の劣下があった。本講演及び論文では空洞を含むブースターの加速構造、空洞の製作技術、オフラインのテスト結果、Q値劣下の現象、ビーム診断方法、冷却系、オンラインのRF(高周波)テスト結果について論ずる。
竹内 末広
DESY-M-92-01 (Vol. 1), p.76 - 83, 1992/04
原研物理部における高周波超電導に関する研究開発活動には(1)超電導空洞を用いたタンデム後段ブースターの開発(2)超電導リニアックを利用した自由電子レーザーの開発(3)酸化物高温超電導体の高周波特性の研究と応用の3つがある。会議ではこれらの現状報告を行う。(1)については超電導空洞の製作状況と性能テストの結果及びクライオスタット、ヘリウム冷凍機の内容について概要を述べる。(2)については、リニアックの構成と製作状況、冷凍方式について概要を述べる。(3)については、表面抵抗の測定について簡単に述べる。
竹内 末広
原子力工業, 39(1), p.67 - 72, 1992/00
今、東海研のタンデム加速器では超電導の後段ブースターを付設し重イオンのエネルギーを約4倍にする開発が進められている。ここでは、タンデム加速器の利用目的、加速原理、エネルギー性能、エネルギー増強の目的を紹介したうえで、エネルギー増強の方法としてはブースター付設が有効であること、ブースターの加速原理、超電導リニアックのメリット、超電導技術の基盤技術、開発状況、得られた性能、今後の展望等を述べている。
竹内 末広
Proc. of the 4th China-Japan Joint Symp. on Accelerators for Nuclear Science and Their Applications, p.79 - 81, 1991/00
原研タンデム加速器で加速した重イオンを更に加速する超電導後段ブースターを開発している。ダースターは1/4波長型のニオブ製超電導空洞を40台使用したリニアックとバンチャー、デ・バンチャー等から成り、各空洞は高周波位相を独立に制御するものである。これまでにバンチャーおよびデ・バンチャーを製作し、その中で超電導空洞4台を製作・性能試験を行なった。約6MV/mという高い加速電界を得ている。リニアックは10台のクライオスタットから成り、1台のクライオスタットに4台の超電導空洞が入る。これらは現在製作中である。期待される加速電圧は約30MVである。完成すれば質量数約200以下のあらゆる原子核間の核反応を起こすことが可能となる。論文及び講演では超電導空洞の製作と性能、ブースターの構成と配置、ヘリウム冷却系の概要等について述べる。
竹内 末広
Proc. of the Symp. North Eastern Accelerator Personnel, p.333 - 339, 1987/00
原研タンデム後段ブースターとして超電導リニアック建設の計画がある。リニアックは約40台の1/4波長型超電導空洞からなり、タンデムからの重イオンビームのエネルギーを2~4倍にすることができる。